新築の注文住宅を購入される際に必須となるのが、住宅ローンの借り入れです。
住宅ローンには、金利やその他の条件など様々なタイプがあります。住宅ローン選びで成功するには、自身の資金計画や返済計画を立案していく事が重要です。住宅ローンの選び方によって、利息で支払う金額や返済年数が大きく変わってくる為、事前に下調べや情報で知識を得ておく必要があります。住宅ローンの金利には、大きく2つのタイプが存在します。変動金利のタイプと固定金利のタイプに分かれており、各々メリット、デメリットがあるのです。
まず、固定金利タイプですが固定金利の中で固定期間の選択タイプと全期間を固定するタイプに分けられます。固定期間の選択タイプは、住宅ローン開始後の当初数年間を通常よりも低い金利で借り入れる事が出来るメリットがあるのです。借り入れ当初時点では、残りの返済金額が多いため金利の変動を受けずに返済していける魅力があります。
基本的には、3年、5年、10年の期間から選ぶ事が多くなっています。固定していた期間が終わるとその時点で、変動金利か固定金利を再度見直す必要があります。近年、大手銀行では固定期間選択型の住宅ローンで、優遇条件を提示されており人気を集めています。金利の固定期間を上手く使う事で、住宅ローンでの利息額を抑える事が可能となっています。次に借り入れ開始から返済終了までの期間、一定の金利で返済出来るのが全期間固定タイプです。全期間固定タイプのメリットとしては、金利が変動しない点です。景気などの影響で金利が上昇した場合でも影響を受ける事無く、一定の返済金額で保てるメリットがあります。
先々、金利が変動すると予測している方は、全期間固定タイプを選択すると良いです。金利が一定ですが、変動タイプと比べると利率が高い傾向にあります。返済金額が一定のため返済計画を立てやすいメリットがあります。最後に変動タイプですが、金利が都度変動していきます。設定されている金利は、固定タイプと比べると利率が低くとても魅力があります。一方で、金利が変動するリスクを伴っている為、景気や経済の動向に大きく影響を受けます。金利が変動するため返済計画が立てにくいデメリットも合わせ持っているのです。
以上、住宅ローンで成功するには、将来の景気や経済状況を読んで金利タイプを選択する必要があります。また、借り入れする期間が短い場合には変動金利、長期の場合には固定金利を選ぶとリスク管理が出来る上、利息額も抑えられます。