住宅ローンとライフプラン

住宅購入の際、すべて現金で購入する人は稀で、多くの人は住宅ローンを利用することになります。住宅ローンは大雑把に分類すると長期(全期)金利固定、金利変動、固定、変動ミックスの三つになります。それぞれにメリット、デメリットがあり、一概にどれが最適かを語ることはできません。頭金、預貯金、収入、そして今後の人生プランも関わります。金利はその時の景気も影響するので、その判断も外せません。金利固定であれば最初の段階で支払い総額が決まるので予定がたてやすい反面、金利が下がってもその恩恵にあずかれないので、場合によっては金利変動より総額が高くなる可能性があります。金利変動は定期的に変動するので、金利が下がれば支払い額も減りますが、将来の金利を予想するのは困難で、予定をたてづらい不安定さがあります。また、住宅の購入時に控除や補助金などの公的な援助があることも少なくなく、購入金額を減らせれば、当然プランの変更もあり得ます。自分にとって最適な方法は何かを考える必要があるのです。

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